占星術には長い長い歴史があります

占星術の歴史について、古代バビロニア王国に遡ると言われています。

バビロニアは現在のイラクで、王国の遺物には星座の起源を見ることができます。

古代バビロニア王国は紀元前1830年~紀元前1530年になるので、占星術には4,000年の歴史があることになるでしょう。

当時惑星は神として崇拝の対象でした

古代バビロニアから太陽や月、水星や金星、火星や木星、土星などは占いに使われており、神として崇拝対象になっていました。

この頃個人の運勢より国のイベントを占うことに使われており、主に干ばつや疫病を鑑定していました。

今のようなホロスコープが使用されるようになったのは、ギリシアからになります。

ギリシャで占いは花開き、個人の運勢も鑑定するようになりました。

当時占星術は学問の一つと見なされており、ギリシアの植民地だったアレキサンドリアにおいて、ヘレニズム文化が生まれます。

アレキサンドリアにおいてバビロニア占星術が引き継がれ、現代占星術のルーツになるヘレニズム占星術へと発展させていきます。

惑星やサイン(星座)、ハウスなど現代占星術の基本的な要素をベースにしたホロスコープ占星術も出来上がり、その後ヨーロッパを中心に広がっていきました。

日本最古の占い師は卑弥呼です

文献によると、最も古い占い師は邪馬台国の卑弥呼になります。

亀甲占いの使い手で、国に関わるいろいろな物事を鑑定していました。

平安時代になると、安倍晴明などの陰陽師が登場するようになり、陰陽道は中国の陰陽五行思想がベースになっています。

陰陽五行が国内に根付きだし、日本独自の発展を遂げました。

日本にはいろいろな占い師がいて、拝み屋やいたこ、地元に根付いた呪術師やシャーマンのような人も存在しています。

西洋と東洋には少し違いがあります

占いにはメソポタミア文明が発祥か、中国・インド系のものかで違いがあります。

メソポタミアが発祥のものは西洋占星術の基盤になっており、いろいろな星の配置で鑑定することが可能です。

タロットカードも西洋占星術の一つで、惑星などと関連付けされています。

インドが発祥のものはインド占星術と呼ばれており星の配置で占いますが、少しホロスコープのとらえ方が違っていたり、ダシャーという四柱推命で言う大運を利用することが可能です。

中国系の場合、風水や易、命理や姓名判断、紫微斗数や算命学があり、歴など時間を元にして占いを行ないます。

占いには長い歴史があり、太古の人も現在の人のように自分がおかれた状況などに悩んでいました。

占いを利用することによって、時には悩みを解決することができたり、背中を押してくれることもあるでしょう。

The following two tabs change content below.
女性です。年齢は27歳。東京都でOLをしています。 最近節約と健康にハマっていて、自炊を心がけています。手料理レシピなども公開中です♪ 占いなんかもたまにブログに書いてるのでみてください。ちなみに彼氏募集中。